新横浜町内会会長の金子清隆さんの家は、代々、篠原に住み続けてきた旧家です。
篠原の辺りは、のどかな田園地帯でしたが、昭和39年の東海道新幹線開通、新横浜駅開業、そして市営地下鉄の開通などにより、港北区内で一番激しく変貌していった地域です。
清隆さんは、昭和27年のお生まれで、水田が広がる中で育ち、カエルを捕まえるのが得意でした。自身の成長と共に、変貌する地域を見つめてきましたが、40歳の時に会社員を辞めて、家業を継がれました。
港北一の賑わいを見せる新横浜には、商店街がありません。金子さんが入会した「新横浜町内会」は、商店街の機能も兼ねた事業を行う町内会です。現在も変貌を続ける新横浜。 「ここで生まれ育った子供たちには、ここがふるさとになるから…」、との思いで、街作りに色々取り組まれてきました。そんな様々なお話を、伺います。
(令和元年(2019)8月27日撮影)