新羽町の「生き証人」に、このまちの今昔を語ってもらいました。
新羽町で生まれ育ち、町内会や消防団など多くの地域活動に広く関わってきた大谷佐一さん。そのお人柄から、多くの人を惹き付け、いつも中心となって人々と交わり活動に取り組んできました。
新羽町は、東の平野部はこの数十年ですっかり市街地化し変貌を遂げた一方で、西の丘陵地帯には田畑や深い雑木林が残る、いわば今と昔が共存するまち。
今からは想像もできないようなまちの様子、人々の暮らし、地域の風習など、懐かしい話、おかしい話、ちょっとしんみりする話、大谷さんのざっくばらんな調子で語られるさまざまなエピソードから、このまちのことが見えてきます。
代々農家の大谷家の中で、
分家となる生家では黒い牛を飼い、
別の仕事もやっていたようです。
さて、その仕事とは?
若くして両親と死別し、
長男として一家を支える立場となり、
さまざまな人生の選択を迫られます。
高度成長で日本の生活が大きく変わる少し前、
不便ながらも地域で助け合う
素朴な暮らしがありました。
若い頃から消防団の活動に
参加していた大谷さん。
火災や災害時にしていたこととは?
大谷さんのお宅は新羽町の北部。
そこは、南の方とは少し違う文化が
あった地域だったようです。
地域のさまざまな活動に関わってきた
大谷さんが参加した伝統の活動と、
みずから始めたグループのこと。
新型コロナの蔓延とともに
続けてきた活動が中断され、
途絶えてしまうものも。
変化する時代の中で
新羽のまちはどうなっていく?