港北ふるさと人物伝「押尾寅松さんについて」

押尾寅松さんは、横浜市港北区、妙蓮寺にお住いの郷土史研究家です。
1922年、大正11年に、橘樹郡大綱村大字篠原生まれ。
子供の頃から祖父の万吉さん、祖母のおつねさんから、地域に伝わる昔話を聞いて育ちました。その中には、ダイダラ坊や、手長明神の話など、興味深い昔話があり、これらは港北区民の手で描かれた、紙芝居によって語り継がれています。
子どもの頃に、家の庭で矢尻や貝殻を見つけたことをきっかけに土器の表面採集を始め、生涯にわたり考古学や地域の歴史研究を続けました。
戦後は、計量関係の仕事に就き、悲惨な体験を語り継ぐ、「戦争の語り部」としても活動。
晩年は「港北地名と文化の会」で、港北区の地名の由来の調査や、街歩きなどの活動も行いました。趣味は山野草、山歩き、短歌作りなどで、「山野草に魅せられて」、「山野草と避雷針のくりごと」、「私の散歩道」、「篠原歩好会の思い出」など多数の著書があります。
押尾寅松さんから菊名、妙蓮寺周辺のお話を伺いましょう。
(2016年11月収録。2019年に他界)

港北ふるさと人物伝「押尾寅松さんについて」
港北ふるさと人物伝「押尾寅松さん」第1話 妙蓮寺周辺の地名とダイダラ坊
港北ふるさと人物伝「押尾寅松さん」第2話 菊名周辺の地名

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